国際ジェンダー学会 メディアとカルチャー分科会（旧：メディアとジェンダー分科会）とは

この分科会は、国際ジェンダー学会 International Society for Gender Studies（1977年国際女性学会として設立、2003年現名称に変更）のメディアとジェンダー研究の部会として、2016年に設立されました。ジェンダー研究、メディア研究、カルチュラル・スタディーズ、社会学など、様々な分野・領域を専門としながらも、メディアやそれに関わる文化（ポピュラーカルチャー、表象文化を含む）についてジェンダーの視点から研究するという共通の問題関心をもつ研究者・大学院生が共に研究する場として立ち上げられました。

メディアの発展によって私たちの生活は、より便利になりました。また新たなメディアの登場が新たなコミュニケーションを生み出し、ムーブメントの震源地となった事例も少なくありません。しかしその一方で、バイアス・ステレオタイプの生成、ヘイト・誹謗中傷の拡散、性的被害・暴力の発生など、さまざまな問題が起きています。本分科会では、変わりゆくメディアと社会に真摯に向き合いながら、学術研究を通じた社会貢献のために活動しています。